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57.仕事のための12の基礎力

仕事のための12の基礎力~「キャリア」と「能力」の育て方~ 仕事のための12の基礎力~「キャリア」と「能力」の育て方~
大久保 幸夫

日経BP社 2004-05-20
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ひょんなことから、「仕事」について考えてみることにした。

「仕事ができる人」とはどういう人だろうか。
専門的知識があればいいのだろうか。
それとも社内での政治力があればいいのだろうか。

社会人になって4、5年もたつと、自分のキャリアに対して悩み、
疑問を抱く人も多いことだろう。おっさんもその一人だ。

単に資格の勉強だけをしても意味がないことはわかる。
では、「仕事」をしていく上で身につけるべき能力とは何なのか。
その疑問に答えてくれるのが本書である。

まず、本書では「キャリア」に纏わる一般の人が抱く
以下のような誤解を解くことから始まっている。

● キャリアとは目標にむかってまっすぐ歩いていくことだという誤解

● 大学や院を卒業しておけば就職や転職に有利になるという誤解

● 資格さえ持っていれば何とかなるという誤解

● 正社員こそが絶対であるという誤解

● 35才を過ぎるともう転職できなくなるという誤解

● マネジメントができない人が専門職になるという誤解

つまり、思いっきりデフォルメするならば、
「キャリア」とは「蓄積」するのではなく「更新」するものである
ということ。

時代の変化に合わせて、自分も変わっていかなければならない。
一つの仕事でずっと食っていけるとは限らない。
単なる専門知識ではなく、どんな環境でもやっていける「基礎力」を
身につけなれければいけないということ。
つまり、「生涯勉強」しろということである。

では、その「基礎力」とは何なのか。
筆者はそれをお題にあるように、以下の「12」の能力に分類しており、
それぞれの能力をどうやって身につければよいか解説してくれている。

12_1

なかなかうまい分類方法だと思う。
仕事は一人でやるものではなく、他人と関わりあいながらするものだ。

であるからには、単に知識やスキルがあるだけではダメで、
他人とどう関わっていくのかという対人関係の能力が
「仕事の出来」の良し悪しに大きな影響を与えるということなのだろう。

では、これをご覧になってどうだろうか。
皆さんはこれらの能力が身についているだろうか。

おっさんは全然ダメだ。

まず、愛想がない(愛嬌力)。
そして、人脈もない(人脈構築力)。
さらには、折衝ができない(仲介調整力)。

確かに逆の立場に立ってみればわかる。
同じ知識を持っているのであれば、愛想がいい人と愛想のない人では、
前者の方が仕事相手としてはいいに決まっている。

そして、個々人の能力というのはそんなびっくりするほど変わらない。
人様の力を借りてこそ、大きな仕事ができるというものだ。
そういう点から、筆者は「仲介調整力」を一番重視しておられた。

これまで、随分とんがって生きてきたけど、
おっさんにはこの視点が欠けていたのだろう。
今から少しずつでも改善していければいいのだが、
なかなか性分というのはそう簡単には変えられないので難儀だ。
でも変わらなきゃいけないんだろうなあ。。。

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仕事のための12の基礎力~「キャリア」と「能力」の育て方~
大久保 幸夫

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